「深層筋手技療法」勉強会(6/9土)

今回の勉強会は大腿後面の「ハムストリングス」を肘で緩めることです。ハムストリングスは写真1の外側広筋と写真2の大腿二頭筋と写真3の半腱・半膜様筋です。柔軟体操で前屈をして体が固い方は写真1の外側広筋、写真2の大腿二頭筋が固くなっています。先ずは筋肉の筋膜をしっかり両母指で確認して、その走行を把握しなければいけません。写真3のように両母指で「この筋肉なのか!!」と理解していないと筋肉は緩みません。ストレッチでもある程度は緩みますが、肘で適確に筋肉を捉えて緩めた方が3倍の柔軟性が出ます。私は技術を教えるとき、「何故、このようにするのか、そして、そうすることにより痛みが抜ける(緩む)のか」を理解して頂いてから手技を教えます。施術はパターンで覚えても症状は十人十色で体の部位が変われば押す強さも変わります。ですから自分が施術をしていることの意味を理解していないと絶対に結果は出ないと思っています。1時間で基本的なことを覚えて次週までに反復練習するように伝えましたが、この女性は必ず覚えてくるので毎週関心させられ、こちらもまた次の事を教えようという気持ちになります。

写真1                                                             写真2

 

写真3

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