「深層筋手技療法」勉強会(7/21土)

今回のテーマは患部の緊張を「緩める」ことです。一番痛い箇所に両母指をあてて持続的に押して「緊張=痛み」を抜くのがこの手技の特徴ですが、術者の押し方で患者の症状は変わります。術者の押し方に「力み」があると患部は更に緊張を増して症状改善はしません。写真1のように肩に力が入って押すと、押された感じが「硬い」ために患者は緊張します。理想は写真2のように腰を入れて「丹田」に力が入るようにして押します。体重をかけて押すとはこの形ですが、手技もスポーツと同じで下半身主導です。腰と下半身を患者に寄せてセットアップしてそれから両母指を沈めますが、このときに一瞬「タメ」が生まれて両母指を沈めます。こうすると「力み」は生じずに患者も力が入らない為、患部が緩む準備が出来ます。押すファームとしては写真3が理想です。

写真1                    写真2

 

写真3

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