施術中のQ&A

1    Q:何故筋硬結はできるのか?

    A:筋肉は疲労やストレスの蓄積で収縮され乳酸が貯まり、柔らかい固まりができ

     ます。その後血流がその場所に供給されなくなり徐々に固くなり、筋硬結(し

     こり)になります。

施術中のQ&A

99  Q:土踏まずが歩いていると痛く、最近ここがつることが多いが?

    A:足の裏の土踏まずの真ん中は、体重が一番かかる箇所で誰でも押して痛い所で

     す。歩行で地面を蹴るときに使う後脛骨筋がここからスタートしていて一番疲

     労しやすく、足がつるのもこの箇所です。足がつったときに指を持って伸ばす

     とここが伸ばされて痛みもひきます。

施術中のQ&A

98  Q:整形外科で足底筋膜炎と言われたが?

    A:足の裏の真ん中付近に痛みがあると足底筋膜炎と診断されます。しかし殆どは

     筋膜炎ではなく筋硬結が炎症を起こし、その周囲まで痛みを出しています。施

     術で改善はしますが少し痛みを伴いますので、耐えられない時はおっしゃって

     下さい。

施術中のQ&A

97  Q:扁平足はよくなるのか?

    A:扁平足は先天性と後天性がありますが、先天性の場合は戻りません。後天性は

     疲労の蓄積で固まっていますので、親指と人差し指と中指の間を施術すれば土

     踏まずのアーチができます。だだし、足裏は体で一番使う箇所で施術は痛みを

     伴いますので痛すぎた場合はおっしゃって下さい。

施術中のQ&A

96  Q:外反母趾でヒールを履くとあたって痛いが?

    A:靴を履いて痛い場合は、その箇所を施術すれば痛みは取り除けます。ヒールな

     どの細い靴を履くと足底が痛み、足首が内側に倒れて親指があたって痛くなり

     やすいので、足の裏の指の間の骨間筋を緩めて足裏を平らにしていくと、足首

     も安定して靴もあたらなくなります。

施術中のQ&A

95  Q:外反母趾の親指の変形は治るのか?

    A:外反母趾は足首が内側に倒れて親指の骨が圧迫されて外側に押し出されて痛み

     を出します。痛みの箇所は取り除くことはできますが、骨が変形したものに関

     しては元には戻りません。

 

施術中のQ&A

94  Q:捻挫で内くるぶしの下を痛め、内出血と腫れがひどいのだが?

    A:内くるぶしの下を捻挫するケースは、落下したなどで起こることが多いので複

     数の箇所を痛めている方が多いのです。普通の捻挫は段差でつまずいて外くる

     ぶしの下を一ヵ所だけ痛めるのですが、この内くるぶしの下の捻挫は上下左右

     にも痛みがでるので複数回の施術が必要になります。また、一回ごとの施術後

     は熱感や腫れがひくまではアイシングを続けて下さい。

施術中のQ&A

93  Q:外くるぶしの下で「バキッ」と音がして内出血と腫れがひどいが施術して良い

     か?

    A:「バキッ」と音がしたのは靭帯が損傷したためです。これは捻挫より重症で内

     出血と腫れがひどく、歩いて来院できないようでしたら徹底的に氷で冷やして

     腫れと熱感を抑えて下さい。腫れと熱感が落ち着けば痛みは当然ありますが、

     歩けますので来院できると思います。一般的な捻挫は1回60分位で歩行での痛

     みはとれますが、靭帯損傷ですと歩行の痛みをとるのに60分を3回位要します

     。また施術後に熱感、腫れが残りますのでこれがとれるまではアイシングを続

     けて下さい。また見た目で内出血が残りますが、重力で下に落ちてしまってい

     るだけですので2週間位で消えると思います。

施術中のQ&A

92  Q:捻挫を繰り返すのは何故?

    A:正常な足首は内側にガクッと捻っても捻挫にはなりにくいのですが、一度捻挫

     をしてしまいますと、筋硬結が外くるぶしの下にできて動きが悪くなります。

     この状態で足首を捻ると少ない角度でも捻挫になり、その次は更に少ない角度

     で捻挫になり、繰り返しやすくなります。また、捻挫を繰り返す方は足首に常

     に違和感を持っておりますので、正常な角度に戻るように施術された方が良い

     と思います。

 

施術中のQ&A

91  Q:バレエのレッスンで内くるぶしの下が痛いのだが?

    A:バレエの爪先立ちで足首が内側に倒れる方は土踏まずから内くるぶしの下に継

     っている後脛骨筋に負担がかかり痛みをだします。足首が内側に倒れますと親

     指も内に圧迫され外反母趾にもなりやすく、また、脚全体のバランスをとるた

     め膝が外に張り出しO脚にもなりやすくなります。