2/19(月)

今日はテニスをされている50代男性が来院して、ふくらはぎの内側が痛く、歩行でも体重がかけられないとのことです。病院に行って「シンスプリント」と診断されたそうですが、患部を触ると筋肉の断裂がありました。ふくらはぎの肉離れは90%は真ん中から外側に集中しますが、テニスは横への「ストップアンドゴー」の動きで内側を肉離れするケースが多いです。真ん中から外側で肉離れをすると歩行は困難ですが、内側は歩行はできるのでそのまま放置して痛みが消失してテニスを再開する方が殆んどです。しかし、プレー中は違和感や恐さを常に抱えているので全力でプレーできません。また、慢性化している方はここがスパズム(一般的には「スジ張っている」と皆さんが言っている状態)が強く来院されます。一度肉離れをすると他の箇所に負担がかかり再発することが非常に多いです。施術は患部を持続的に押して60分程度で治るので、この症状がある方は来院されて下さい。

しかし、当院には60歳以上でテニスをされている方が非常に多いですが、テニスは怪我をしやすいスポーツでメンテナンスをしっかりするように皆さんに伝えているのですが、痛みがとれると殆どの方が来院されません。すると数カ月後に「またやってしまいました。」と来院することが多く、私としては「はぁー」という気持ちです・・・。

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