5/15(火)

今日はバレエを趣味でやっている女性でジャンプの着地を失敗して足首を内に捻ってしまい、内くるぶし(内果)周辺に強い痛みがあるということです。足首の95%ぐらいは外に捻って外くるぶし(外果)の下側を痛めるのですが、外側は一箇所だけのケースが多く、内側はよほどの衝撃が無いと痛めません。またこの内側の捻挫では複数の箇所を痛めることが殆んどのため、痛みをとるには数回の施術が必要になります。今日はその3回目なのですが、毎回30分の施術ですが腫れは引いてきましたが、本人の痛みの箇所が徐々に上に移動しています。特にバレエは片足爪先で立つことが多いので、足首を痛めるダンサーは非常に多いです。患者様の言われた箇所を触ると熱感が多少ありましたが、直接持続的に押してやや痛みが緩んだので立ってもらうと今度は後方の踵の上(アキレス腱の内側の後脛骨筋でここもよく痛める方は多い)が痛いという事でしたが次回のレッスンからトウシューズは使わずにバレエシューズのみでやってみてくださいと伝え、本人は「もう踊って大丈夫なのですか?」と言われましたが「ご自分の感覚で出来る範囲のことはやって下さい。」と説明しました。当院の施術は怪我をして絶対安静はせず(当然テーピングでの固定もせず)動かせることは動かしながら早期の復帰を目指しています。この方もあと2回で痛みは消せると説明すると喜んで退院されました。

当院は谷桃子バレエ団の所属の先生なども来られ、私にもう少しバレエの知識を身に付けろと言われますが、1番2番の立ち方やアラベスクぐらいは分かりますがどうもあの「女の園」と言う雰囲気が苦手でございます(時々は発表会は見に行っています)・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です