「深層筋手技療法」勉強会(6/23土)

今回は頚部の施術としこり(筋硬結)の緩め方の勉強会です。頚部は写真1の頭最長筋に筋硬結が多く、特に写真2の頸椎2番の外側は眼精疲労や片頭痛の好発部位です。この筋硬結を検索してどの方向から両母指で押すのかを感覚としてある程度身に付ける必要があります。初心者の殆んどは両母指に力が入りこの筋硬結を潰してしまい、正しい方向が分からなくなるので、筋硬結を「おわん型」とイメージしてその表面をなでるように検索するように伝えました。この感覚を身に付ければ筋硬結の「芯」の位置が分かるようになり、その芯に両母指の先端を刺すように押していくことを体で覚えていきます。30分程で女性は体感できたので、次は芯に突き出したまま緩むまで待つ「持続圧迫」に移行しました。すると女性が「何か固まりがとろけるように母指が勝手に沈んでいく」と言い、「それが緩む感覚で、その箇所の痛みを抜くコツだよ!!」と伝えました。一度この感覚を成功体験で身に付けていれば、体のあらゆる箇所で再現していくだけです。次回は肩の練習ですが、このことを繰り返していけば3ヵ月で体中の痛みは抜ける「コツ」を覚えられます。

写真1                    写真2

 

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