施術中のQ&A

83 Q:走ると痛みが出て整形外科でシンスプリントと言われたが?

   A:陸上選手で全力で走って脛骨の内装に痛みが出る症状をシンスプリントと呼び

    ますが、これはこの箇所が骨との摩擦で筋硬結となり、血流が促されて炎症に

    なり痛みを出します。学術上では骨膜炎と言われますが施術での症状改善は早

    いです。しかし、100%の力で走って痛みが出ないようにするので、練習中に

    何処が痛いかを確認して練習して下さい。

施術中のQ&A

82 Q:ジョギングで走ると膝の後ろが痛くなるのだが?

   A:膝の後面に痛みのある症状をランナーズニーと呼び、歩いているだけでは痛くな

    いのに走り出して何分か後に必ず痛みの出る方が殆んどです。施術としては改善

    も早いのですが、この部分の少し内側に神経が走っていますので押して痺れなど

    が出ましたら、すぐにおっしゃって下さい。また、危険を伴いますので施術は

    10分までとさせて頂きます。

施術中のQ&A

81 Q:整形外科で膝の痛みをオスグッドと診断されたが?

   A:成長痛が慢性化して痛みの箇所が固まった症状をオスグッドシュラッター病と言

    います。運動をしていると痛みをかばって一箇所だけではないケースが多いので

    一つずつ施術していきますので、必ず運動をするときにどこが痛いかをご自分で

    確認して下さい。

施術中のQ&A

80 Q:成長痛はいつ治るのか?

   A:一般的に成長痛は骨の成長が止まる15、16歳まで痛みが続くと言われています。

    筋肉は骨の端までついていて、骨の成長に筋肉が追いつかず、強く引っ張られて

    筋肉の骨につく箇所が痛くなります。施術でこの痛い箇所を押さえていけば早く

    痛みは取れます。

施術中のQ&A

79 Q:整形外科で変形性膝関節症の手術をすすめられたが?

   A:痛みを取ろうとする手術は成功するかは判断できません。変形性のものをスト

    レートにするのは手術で確実に良くなります。手術をされるかどうかはご本人

    の判断ですが、術後は今までバランスが悪い状態で生活していたものが正常に

    なると腰や他の箇所をかばってしまい痛みが出ますので、施術には通って下さ

    い。また、病院のリハビリでは痛みは取れませんのでその点も忘れないで下さ

    い。

施術中のQ&A

78 Q:膝の痛みで左右に体重をかけてヨタヨタ歩いてしまうが?

   A:O脚になりますと歩行で体重が外側にかかり、頭を左右に振ってヨタヨタ歩くよ

    うになります。特に高齢者に多いのですが、O脚の施術をしっかり行えば徐々に

    直線的に脚を運べます。しかし、慢性的な膝痛で完全に変形してしまった方は難

    しいかもしれません。

施術中のQ&A

77 Q:膝の痛みからO脚になったが元に戻るか?

   A:膝の前面、後面に筋硬結ができていると痛みから逃れるために、外側に体重をか

    けて歩行します。そのためO脚になるのですが、前面、後面の筋硬結を小さくし

    て膝のお皿の上、大腿の外側を緩めていけば少しずつストレートに近づきます。

    また、O脚の方は股関節も硬まり大腿骨が外側に逃れているので、この箇所も緩

    めると更に良くなります。ただ膝痛が慢性化して変形性膝関節症で完全に変形し

    てしまっている方は戻らないケースが多いです。

施術中のQ&A

76 Q:膝の痛みで正座ができないが?

   A:正座ができない理由は4つ考えられますが、膝の前面と後面に痛みがあるとでき

    ません。3つ目は膝の下の筋肉についてる箇所が正座で引っ張られて痛みを出す

    ことも多いです。4つ目は長年の膝の痛みで膝の上部が硬くなり伸びないために

    正座ができないことも多いです。先ず正座をして頂いて痛みの強い箇所から施術

    をしていけば徐々に正座はできますのでご安心下さい。

施術中のQ&A

75 Q:階段を降りるときに膝の前側が痛いのだが?

   A:膝の前側の内上方に筋硬結があると膝のお皿、大腿骨、脛骨の3方向から圧迫さ

    れます。また、この周囲の筋肉は膝を伸ばすと分かりますが奥に沈んでいき痛み

    がでます。更に階段は体重がかかるため痛みが強くなります。そのため痛みが強

    い方が階段を横向きで降りるのは膝が伸びないようにかばうためです。

施術中のQ&A

74 Q:整形外科で膝にヒアルロン酸の注射を打ってもらうが、痛みがとれないのだが?

   A:膝の痛みは骨と骨の間が摩擦を起こし軟骨がすり減って痛みを出すためヒアルロ

    ン酸を注入し、潤滑させようよするのですが、この方法で治った方は私は一人も

    聞いたことがありません。膝の痛みはこのお皿の押して痛みが出る筋硬結を小さ

    くしない限り改善は致しません。