施術中のQ&A

80  Q:成長痛はいつ治るのか?

    A:一般的に成長痛は、骨の成長の止まる15、16歳まで痛みが続くと言われていま

     す。筋肉は骨の端までついていて、骨の成長に筋肉の成長が追いつかず、強く

     引っ張られて筋肉の骨につく箇所が痛くなります。施術でこの痛い箇所を押さ

     えていけば早く痛みはとれます。

施術中のQ&A

79  Q:整形外科で変形性膝関節症の手術を勧められたが?

    A:痛みを取ろうとする手術は成功するかは判断できません。変形性のものをスト

     レートにするのは手術では確実に良くなります。手術をされるかどうかはご本

     人の判断ですが、術後は今までバランスが悪い状態で生活していたものが正常

     になると腰や他の箇所をかばってしまい痛みが出ますので、施術には通って下

     さい。また、病院のリハビリでは痛みは取れませんのでその点も忘れないで下

     さい。

施術中のQ&A

78  Q:膝の痛みで左右に体重をかけてヨタヨタ歩いてしまうが?

    A:O脚になりますと歩行で体重が外側にかかり、頭を左右に振ってヨタヨタ歩く

     ようになります。特に高齢者に多いのですが、O脚の施術をしっかり行えば

     徐々に直線的に脚を運べます。しかし、慢性的な膝痛で完全に変形してしまっ

     た方は難しいかもしれません。

施術中のQ&A

77  Q:膝の痛みからO脚になったが元に戻るか?

    A:膝の前面、後面に筋硬結ができると痛みから脱がれるために、外側に体重をか

     けて歩行します。そのためO脚になるのですが、前面、後面の筋硬結を小さく

     して膝のお皿の上、大腿の外側を緩めていけば少しずつ ストレートに近づき

     ます。また、O脚の方は股関節も硬まり大腿骨が外側に逃げているので、この

     箇所も緩めると更に良くなります。ただ膝痛が慢性化して変形性膝関節症で完

     全に変形してしまっている方は戻らないケースが多いです。

施術中のQ&A

76  Q:膝の痛みで正座ができないが?

    A:正座ができない理由は4つ考えられますが、膝の前面と後面に痛みがあるとでき

     ません。3つ目は膝の下の筋肉についている箇所が正座で引っ張られて痛みを出

     すことも多いです。4つ目は長年の膝の痛みで膝の上部が硬くなり伸びないため

     に正座ができないことも多いです。先ず正座をして頂いて痛みの強い箇所から

     施術をしていけば徐々に正座はできますのでご安心下さい。

施術中のQ&A

75  Q:階段を降りるときに膝の前側が痛いのだが?

    A:膝の前側の内上方に筋硬結があると膝のお皿、大腿骨、脛骨の3方向から圧迫さ

     れます。また、この周囲の筋肉は膝を伸ばすと分かりますが奥に沈んでいき痛

     みがでます。更に階段は体重がかかるため痛みが強くなります。そのため痛み

     が強い方が階段を横向きで降りるのは膝が伸びないようにかばうためです。

施術中のQ&A

74  Q:整形外科で膝にヒアルロン酸の注射を打ってもらうが、痛みが取れないのだが

     が?

    A:膝の痛みは骨と骨の間が摩擦を起こし軟骨が擦り減って痛みを出すためにヒア

     ルロン酸を注入し、潤滑させようとするのですが、この方法で治った方は私は

     一人も聞いたことがありません。膝の痛みはこのお皿の押して痛みのでる筋硬

     結を小さくしない限り改善は致しません。

施術中のQ&A

73  Q:整形外科で膝の水を抜いてもらうが、痛みが取れないのだが?

    A:水が貯まるのはこの膝のお皿の内上方に筋硬結があり、ここがお皿とぶつかり

     炎症を起こして細胞の水分が外に出たものです。これを注射で抜くと一時的に

     炎症反応は治まりますが、この筋硬結がある限り、再度水が貯まり痛みを出し

     ます。

施術中のQ&A

72  Q:ハムストリングスの肉離れを繰り返しているが?

    A:ハムストリングスのうちの大腿二頭筋が肉離れを起こしやすいのですが、この

     筋肉は太くて厚いため、一度断裂しますと深くまで行きます。施術でしっかり

     断裂部を修復しないと繰り返しやすく、更に深くなり、そうしますと歩いてい

     ても常に違和感を感じてしまいます。

施術中のQ&A

71  Q:ジョギングすると大腿の後ろの上部が痛いが?

    A:走ると大腿四頭筋が筋肉痛になる方は多いのですが、この筋肉は大きいのです

     が瞬発系ですぐ疲れてしまいます。持久系では後面のハムストリングスの筋肉

     の方が厚いのでこちらを使えると長時間走れます。また、後面の上側が痛いの

     は、この坐骨結節からハムストリングスがついているので正しく使えている証

     拠です。トレーニングを積めば強くなり痛みも出なくなります。