施術中のQ&A

62  Q:歩幅と老化が関係していると言われたが?

    A:長い間、腰を痛めていた方は固まってしまているため、腰を伸ばせず少し曲が

     った状態で歩いている方が多いです。特に高齢者は筋力も弱いため歩行の際に

     大腿を前に出せずに歩幅が狭くなります。しかし、腰の施術を繰り返していけ

     ば徐々に伸びてきて、ウォーキングをしていけば筋力も戻って歩幅は広くなり

     ます。

 

 

施術トピックス

H28.6/23

本日はHPをご覧になりたいという方から電話があり、「どのような症状ですか?」と聞くと、「ブロック注射をしても坐骨神経痛が治らず、どうも左の仙腸関節付近から大電子転子にかけて痛みがあり、それが左のふくらはぎに痺れが走っているようです。」

私もここまで専門用語を使って説明する方はこのところ見たことがなくびっくりしました。20:00からの診療時間外に来院してもらい、触診すると臀部の仙腸関節の靭帯が断裂していました。そこを押すと左脚に痺れがが走るので、「間違いない。」と断定し、そこを母指で押すと、「どうして仙腸関節が切れるんですか?」と聞かれ、「この靭帯は仙骨と腸骨を結ぶ箇所で長時間の走りや横に動くスポーツ、特にテニスの選手がよく痛めます。

同じ運動により摩擦が生じ切れたり、横にダッシュしたときに切れることも多いです。」と説明すると、「確かに私、スキーのクロスカントリーをしているのでその影響でしょうか?」と聞くので、「多分そうでしょう。」と答えながら、「説明して納得してもらいながら治療できると治療家として喜びを感じる。」と久しぶりに喜びを感じました。 

(中略) 

30分後に立ってもらい、「どうですか?」と聞くと「あれ、痛くない。」とのことでした。私も治療家として感じるのは、症状により一回で改善したり、複数痛めていれば何回かかかり、慢性的な痛みは徐々に良くなります。つまり、私の説明を信じてもらえる方は必ず結果がでています。当院の常連のエレガントな女性たちは私の話を全く聞いていないのでは・・・