施術中のQ&A

69 Q:最近腸腰筋の重要性をよく聞くが?

   A:腰を痛めないように前後をトレーニングして真っすぐ安定させた方が姿勢も良く

    なります。しかし慢性の痛みを抱えている殆んどの方は腰が弱冠曲がっており、

    腸腰筋は縮んで緊張しています。先ず、後面の腰部をしっかり緩めて上体を伸ば

    し、前面の緊張を弛緩させてから腸腰筋のトレーニング等をされた方が効果が上

    がります。

施術中のQ&A

68 Q:座ると椅子に当たる骨が痛いが?

   A:この骨は坐骨結節と呼ばれ、大腿後面のハムストリングスのスタート地点で痛め

    る方も多いです。施術としては難しくないのですが、脂肪が厚く私の施術の体勢

    も取りにくい箇所ですので2~3回は改善に要するかもしれません。

施術中のQ&A

67 Q:歩くと脚の付け根が痛いが?

   A:マラソン選手や長時間の歩行などで大腿の筋肉とこの鼡径部の靭帯が摩擦を起こ

    して痛みを出しています。これに微細な断裂が生じますと痺れも出ますが断裂部

    を正確に施術すれば一回で改善します。稀にこの鼡径部を押しますとお腹が痛い

    という方がおりますので、その時はおっしゃって下さい。

施術中のQ&A

66 Q:テニスをやると仙骨の外側に痛みと痺れがあるが?

   A:テニス、バスケット、サッカーなどのスポーツはストップアンドゴー型の種類に

    なりますが、特に横への動きで仙骨と腸骨を連結させる仙腸関節の靭帯に微細な

    断裂が生じて痛みや痺れを出します。長い選手ですと6カ月ぐらい競技復帰にか

    かりますが、深層筋手技療法では3回ぐらいで断裂を修復して、その後は練習の

    様子を見ながらメンテナンスをすれば大丈夫ですからご安心下さい。