「深層筋手技療法」勉強会(6/21木)

今回は殿部の痛みの出やすい(好発部位)箇所と両母指の押し方を覚える練習です。殿部は座っている状態で体重がかかる為、しこり(筋硬結)が出やすい部位で両母指で適確に検索して悪い箇所を探す必要があります。また、股関節痛は写真1の大腿骨頸周囲が固まり、特に写真の「L字」の頂点に筋硬結が存在しているケースが多いです。

筋硬結を緩めて痛みを軽減するには筋硬結の表面からその「芯」に両母指が刺さる感覚を身に付ける必要があります。このときに大切なのが写真2の両手の形が大切で母指以外の四指がリラックスしていなければなりません。殆んどの施術家はこの四指の指の付け根に力が入り、そのために母指が浮いて筋中に沈められません。これは「てこの原理」で四指の指の付け根が写真2のように浮いていれば簡単に母指の先端は沈められます。このようなことは「コツ」であって教わればすぐにできるのですが正しいフォームを教えられる方はなかなかいないようです。今後も若い施術家を育成して「痛みのとれる施術」を伝えていけるように一生懸命指導していきます。

写真1                    写真2

 

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