施術中のQ&A

78 Q:膝の痛みで左右に体重をかけてヨタヨタ歩いてしまうが?

   A:O脚になりますと歩行で体重が外側にかかり、頭を左右に振ってヨタヨタ歩くよ

    うになります。特に高齢者に多いのですが、O脚の施術をしっかり行えば徐々に

    直線的に脚を運べます。しかし、慢性的な膝痛で完全に変形してしまった方は難

    しいかもしれません。

施術中のQ&A

77 A:膝の痛みからO脚になったが元に戻るか?

   Q:膝の前面、後面に筋硬結ができると痛みから逃れるために、外側に体重をかけ

    て歩行します。そのためO脚になるのですが、前面、後面の筋硬結を小さくして

    膝のお皿の上、大腿の外側を緩めていけば少しずつストレートに近づきます。ま

    た、O脚の方は股関節も硬まり大腿骨が外側に逃げているので、この箇所も緩め

    ると更に良くなります。ただ膝痛が慢性化して変形性膝関節症で完全に変形して

    しまっている方は戻らないケースが多いです。

施術中のQ&A

76 Q:膝の痛みで正座ができないが?

   A:正座ができない理由は4つ考えられます。①膝の前面内上方の筋硬結の痛みによ

    る。②膝の後面外側の筋硬結の痛みによる。③膝の脛骨粗面が大腿四頭筋の伸張

    による痛み。④膝蓋骨上部が長年の膝の痛みにより悪化していることによる痛み

    膝の前面と後面に痛みがあるとできません。3つ目は膝の下の筋肉についている

    箇所が正座で引っ張られて痛みを出すことが多いです。4つ目は長年の膝の痛み

    で膝の上部が硬くなり伸びないために正座ができない事も多いです。先ず、正座

    をして頂いて痛みの強い箇所から施術をしていけば徐々に正座はできますのでご

    安心下さい。

施術中のQ&A

75 Q:階段を降りるときに膝の前側が痛いのだが?

   A:  膝の前側の内上方に筋硬結があると膝のお皿、大腿骨、脛骨の3方向から圧迫さ

    れます。また、この周囲の筋肉は膝を伸ばすと分かりますが奥に沈んでいき痛み

    がでます。更に階段は体重がかかるため痛みが強くなります。そのため痛みが強

    い方が階段を横向きで降りるのは膝が伸びないようにかばうためです。

 

施術中のQ&A

74 Q:整形外科で膝にヒアルロン酸の注射を打ってもらうが、痛みがとれないのだが?

   A:膝の痛みは骨と骨の間が摩擦を起こし軟骨がすり減って痛みを出すためにヒアル

    ロン酸を注入し、潤滑させようとするのですが、この方法で治った方は私は一人

    も聞いたことがありません。膝の痛みはこのお皿の押して痛みのでる筋硬結を小

    さくしない限り改善は致しません。

施術中のQ&A

73 Q:整形外科で膝の水を抜いてもらうが、痛みが取れないのだが?

   A:水が貯まるのはこの膝のお皿の内上方に筋硬結があり、ここがお皿とぶつかり炎

    症を起こして細胞の水分が外に出たものです。これを注射で抜くと一時的に炎症

    反応は治まりますが、この筋硬結がある限り、再度水は貯まり痛みを出します。

施術中のQ&A

72 Q:ハムストリングスの肉離れを繰り返しているが?

   A:ハムストリングのうちの大腿二頭筋が肉離れを起こしやすいのですが、この筋肉

    は太くて厚いため、一度断裂しますと深くまでいきます。施術でしっかり断裂部

    を修復しないと繰り返しやすく、更に深くなり、そうしますと歩いていても常に

    違和感を感じてしまいます。

 

施術中のQ&A

71 Q:ジョギングすると大腿の後ろの上部が痛いが?

   A:走ると大腿四頭筋が筋肉痛になる方は多いのですが、この筋肉は大きいのですが

    瞬発系ですぐ疲れてしまいます。持久系では後面のハムストリングスの筋肉の方

    が厚いのでこちらを使えると長時間走れます。また、後面の上側が痛いのは、こ

    の坐骨結節からハムストリングスがついているので正しく使えている証拠です。

    トレーニングを積めば強くなり痛みも出なくなります。

施術中のQ&A

70 Q:長坐でストレッチをすると体が曲がらなく固いが?

   A:ストレッチで前屈して体が曲がらないと関節が固くなったと言われますが、大腿

    後面の外側広筋の筋繊維が固まっているために柔軟性が出ません。実際に前屈し

    てみるとここが一番痛いはずです。この前屈で体を前に倒せるようになるために

    は外側広筋と腰の真ん中の筋肉を緩めていけば柔軟性が出てきます。

施術中のQ&A

69 Q:最近腸腰筋の重要性をよく聞くが?

   A:腰を痛めないように前後をトレーニングして真っすぐ安定させた方が姿勢も良く

    なります。しかし慢性の痛みを抱えている殆んどの方は腰が若干曲がっており、

    腸腰筋は縮んで緊張しています。先ず後面の腰部をしっかり緩めて上体を伸ばし

    前面の緊張を弛緩させてから腸腰筋のトレーニング等をされた方が効果が上がり

    ます。