「深層筋手技療法」勉強会(6/30土)

今回の勉強会は肩こりの施術のパターンです。好発部位は写真1の首の付け根です。ここにしこり(筋硬結)がある場合が殆んどです。男性は基本的に女性に比べて筋肉が太い為、肩こりが起きにくいのですが、過去に寝違えなどを生じて、ここに筋断裂がある方は慢性的な肩こりに悩まされます。この筋肉は写真2の肩甲挙筋ですが、一般的にはインナーマッスルと呼ばれ触りにくいと言われますが、触察の仕方が分かれば簡単に分かります。また、女性で肩こりで猫背になり顎を突き出す方は写真3の僧帽筋下行線維が固まっている為、顎を前方に突き出して伸ばそうとして姿勢が悪くなります。マッサージでは全体的に押して肩こりをほぐそうとしますが、キーポイントを知らないとすぐに戻ってしまいます。我々は先ずこの2点を集中的に緩めてから全体的に広げて施術します。ほぐし方を知らないと30分かけても効果はでませんが、方法を知っていれば10分で結果は出ます。

写真1                      写真2

 

写真3

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です