11 Q:施術の翌日に「腫れ」や「内出血」が出たが、大丈夫?
A:「慢性の筋硬結や筋断裂は周囲の毛細血管も途絶えている状態になっています。
この患部を施術し症状が改善しますと、停滞していた血液も活動し血管を押して
いきますが、開通するまでに多少時間がかかりますので、その間血流が停滞して
腫れや内出血ができます。」
11 Q:施術の翌日に「腫れ」や「内出血」が出たが、大丈夫?
A:「慢性の筋硬結や筋断裂は周囲の毛細血管も途絶えている状態になっています。
この患部を施術し症状が改善しますと、停滞していた血液も活動し血管を押して
いきますが、開通するまでに多少時間がかかりますので、その間血流が停滞して
腫れや内出血ができます。」
10 Q:筋(スジ=スパズム)は取れるの?
A:一般的にはスジを押すだけですが、深層筋手技療法はこの太くなった筋繊維(ス
パズム)のガリガリするところを擦り、削り取ります。これは浮腫で出来ている
ので正しい角度で擦れば徐々に取れていき元の柔軟性のある筋繊維に戻ります。
9 Q:この施術でもみ返しにはならない?
A:もみ返しは2通りあります。1つは患部の芯を的確に施術出来ず、その周囲を押す
ことにより血液が周囲に集まり患部の痛みが強くなるケースです。もう一つは筋
硬結を力で押すことにより患部の炎症や緊張が増長するために起こります。深層
筋手技療法は患部の筋硬結や筋断裂を的確に施術致しますので、もみ返しの心配
はございません。
8 Q:施術の翌日に押されてそこに痛みが残るのは?
A:施術の効果が高いと好転反応と呼ばれる症状が出ます。これは長年その箇所に筋
硬結があり、そこが除去され陥凹したために起こります。例えば、脚のスネを柱
などにぶつけた時に動かせるが触ると痛いという症状に似ています。回復は20代
で1日、60代で3日位かかりますが、日常生活に支障はありませんので安心して下
さい。
7 Q:鍼治療と深層筋手技療法の違いは?
A:両方ともに筋硬結の芯の部分を狙うのは同じです。鍼は芯に置鍼して10分位その
ままにしておきますが、深層筋手技療法は芯の頂点を常に方向を変えて押してい
きます。従って鍼治療より症状改善が早く効果が現れます。
6 Q:指圧、マッサージと深層筋手技療法の違いは?
A:マッサージは筋肉の表面の上の筋膜をほぐし、血液を良くします。指圧は筋硬結
(しこり)を押していきます。深層筋手技療法は指圧に近いのですが、ただ筋硬
結を押すのではなく、その芯を 捉えて自然治癒力を出して症状改善を図る手技で
す。
5 Q:この施術で筋断裂は治るのか?
A:断裂の状態は筋肉が緊張して外に力が働いています。この断裂部の芯のところに
適切な角度、方向、強さで押すと、筋肉は自然治癒力を出して緩んできます。そ
うすることで外側にかかっていた力が内側に変わり断裂部は小さくなり、症状が
改善します。
4 Q:この施術療法で筋硬結の痛みは取れますか?
A:筋硬結に正しい角度、方向、強さで押すと周囲に痛みを放散して良くなろうとす
る自然治癒力が発生します。これでも痛みは改善しますが、その中にある芯を小
さくすることが根本的施術になります。ここに更に肘などを使い深く刺激を入れ
ることにより、改善のスピードはアップします。
3 Q:何故筋肉に痛みができるのか?
A:原因は2通り考えられます。一つは、筋硬結(しこり)が更に過緊張状態になるこ
とにより丸い形状から尖った形状になり痛みを出します。もう一つは筋肉の断裂
によるものです。違いは押すと分かるのですが、筋硬結は周囲に痛みが広がる方
散痛、筋断裂は他の箇所に痛みの走る関連痛を出します。
2 Q:何故筋断裂は起こるのか?
A:筋肉は緊張すると収縮して過緊張状態となり、伸びる力が弱くなります。そのと
きにある動作でタイミング良く方向、角度、強さが合って伸ばされたときに筋断
裂が生じます。筋断裂は微細な物でも鋭い痛みを出します。